開始20Pで結婚という債権の恐ろしさに驚愕する。藤沢数希著「損する結婚 儲かる結婚」

損する結婚 儲かる離婚
損する結婚 儲かる離婚

開始20ページで結婚という債権の恐ろしさに驚愕する。

今後自分で大きく稼いでいくのか、
それとも稼ぐパートナーに寄生するのか。

どちらにせよ参考になる戦略指南書。

 

結婚すると莫大なリスクを孕む

僕は結婚とか別にする気もなかった。

 

今後どんどん稼ぐつもりでいるから、
「自分の資産が半分になってしまう」
というデメリットは漠然と見えていたから

結婚に関してはもともとネガティブな認識だったけど

この本を読んでその恐ろしさにより、驚愕した。

 

愛情とかそういったことを覗いて

「 金 」
という一点にのみ絞って

 

様々な事例をあげて
・稼ぐ側から見るとどれだけ払わされるのか?
・奪い取る側から見るとどれだけ取れるのか?

を説明している。

 

その上で
・結婚とは違う新しい男女のあり方があるんじゃないか?
と示している。

 

一般的な家庭を想定して計算していることはもちろん、

よくテレビなどで騒ぎ立てられる
有名人の離婚騒動などで動く金が
どうしてそれだけ巨額になるのか。

その金額は果たして妥当なのか?

なども解説している。

 

結婚する前から離婚について考えることって
普通はないと思うが、

万が一のリスクヘッジとして
絶対に入れておいた知識だ。

 

例えばザッカーバーグなどの例をあげて
より賢く稼いでいる人は
このことも考えに入れて動いている というのをあげている。

 

離婚になってからでは遅い。

今すぐに入れておくべき知識だ。

 

格差は広がるが日本は発展する?

また、
これらのことを前提に
今の日本が少子化になるのは当然だ という見解も述べられている。

 

現状の日本は
・金持ちと結婚して子供を産むか
・障害結婚せず子供を産まないか

の二択になってしまう状況だ
と説明している。

 

このことに関しては
僕は悪くない状況なのではないか?
とも思う。

 

というのも、金持ちは教育に金をかけられる。
すると、より教育された進歩した人間が生み出されるだろう。

 

技術の上限なども上がるだろう。

そして、実際には
金がなくても子供は生まれる。

 

発展途上の国がいい例だ。

国内で富の二極化が進んで
格差が広がる未来が見えるが、

そこを調整するのは起業家やビジネスマンではない。

 

それは政府の役目だ。
政治家たちが、総合的にみてより国が成長するように
税金などで調整していく部分だ。

 

この辺はトリクルダウン理論などを見てみると
いいんじゃないだろうか。

 

個を尊重して、全体がマイナスを被るより、
人類全体の発展を考える

道徳と理屈のバランスというか。

 

この辺は本の本題からずれているが。

僕は起業家としての立場から
発言するからどんどん稼いで
結婚でも金を極力守るべき ということが言える。

 

今、少子化を打ち破るには浮気を推奨するべき?

本書では

・金持ちと結婚して子供を産むか
・障害結婚せず子供を産まないか

結婚債権のせいで二択になっているから、

もっと間の選択肢(金融商品)が
あってもいいのではないか?

というふうに話を持っていっている。

 

この理論を裏付けするために
人間の体の仕組みをあげて

哺乳類の形を分析すると
ほっておけば
人間は緩やかな一夫多妻制を形成するはずだということを上げている。

 

実際、
日本では貞操観念が硬すぎるせいでなっていないが
欧米などでは浮気などを利用して十分に子供が生まれているため、
少子化にはなっていない。

 

さらに、実際に稼いでいる人が
複数の妻を持ち子供を作っている際には
教育にも十分な費用をかけている という例をあげている。

男女をそれぞれランク付けして
自由恋愛にまかせるとランクが高い男に
複数の女がつき下位の男があぶれる

それを回避して
男から不満がでないようにするのが
結婚制度である

という考察もしている。

 

まとめ

これらの事例や考察から考えると
自由恋愛にまかせたほうが

より稼げる人が複数子供を持つので、
より教育された次世代の子供が生産され、

自由恋愛に任せた結果、
人として優れた人が
より子供をたくさん残すので
人類の種として発展するんじゃないか?

という考察もできる。

 

最初は少し計算式などが
文章上で説明されるのでわかりづらいが、

絶対に入れておくべき知識だと思う。

 

僕は正直
「婚前交渉なんて はしたない」
と思っていたけど。

この価値観って誰に洗脳されたのだろう?
もう少し奔放になってもいいのではないか?

と考えが変わるきっかけになった。

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